「海のフォアグラ」カワハギを釣って食べる!!

淡白でクセのない味のカワハギの身。さらに肝臓が大きく味がおいしいので「海のフォアグラ」とも呼ばれるカワハギ。
肝が美味しい旬は11月~2月頃と言われており、この時期のカワハギ釣りに人気が集中しています。
釣り業界では「エサ取りの名人」と名高く、釣りために腕を磨いているうちに熱狂的なファンが続々生まれています。これだけ聞くと難しそう…と思いますが群れで生活するカワハギは初心者でも数匹は簡単に釣れるので初心者やファミリーでも楽しめます。
21年-22年シーズンに発売となったカワハギ専用ロッド『カワハギゲーム』で早速肝パンカワハギを釣り上げたプロックススタッフたにやんとカワハギ釣りの魅力をチェック!!

小さなおちょぼ口でエサをついばむので、アタリがないのにエサを取られてしまいがち。これが「エサ取りの名人」と言われる由縁。

肝臓が大きくなってお腹がパンパンに膨らんだ肝パンカワハギ。金属的で重量感のあるアタリに病みつき。

カワハギ釣りのタックル

カワハギの独特のアタリをキャッチするために専用ロッドは必須。
カワハギゲームエアーK 』は軽量・高感度なカワハギ竿。カーボンブランクスSSS(センシティブセンサーシャフト)にブランクスをタッチできるFuji-ACSリールシートをセッティングした超高感度モデル。Kガイドを採用しており、ライントラブルが少ないところも安心。
カワハギゲームST 』は初心者にも嬉しい6,980円(税込7,678円)のバリュープライス。たにやんはSTを使用して肝パンカワハギをGETした。


カワハギゲーム』にセットするリールは、手返しの良い『バルトムBC S2』がオススメ。PEライン1号〜2号程度を巻いて使います。
あとは図のように市販の仕掛けとオモリをセットすればタックルは完成。PEラインと仕掛けの間に集魚板や中オモリを入れると光や音に反応するカワハギが興味をひきます。

たにやんに聞いた!『エアーK』と『ST』実際使ってみてどう違う?


『エアーK』『ST』どちらも曲がり方や穂先の色は同じです。目で穂先を見てアタリをキャッチしやすくて、カワハギの小さな口にもしっかり掛けやすい調子に仕上がっています。
『エアーK』は、『ST』と比べてさらに手感度が良く、手に伝わるアタリでわずかなカワハギの反応もキャッチしやすくなります。
また、カワハギ釣りではPEライン1号前後を使いアクションも多いのでライントラブルの少ないオールKガイドを搭載した『エアーK』は安心感があります。

カワハギ釣りの持ち物

カワハギは乗合で遊漁船を利用して釣るのがメジャー。釣れるポイントまで移動してくれるため初心者でも簡単に釣りやすいので楽しめる。主要タックルと併せてカワハギ釣りに必要な持ち物をご紹介。

『カワハギゲームエアーK』

オールFuji Kガイドを搭載したハイスペックカワハギロッド。より軽量・高感度でカワハギのアタリを逃さない。   

『カワハギゲームST』

カワハギ釣りの基本性能に優れたスタンダードモデル。   

『バルトムBC S2』

エサの付け替えが多いカワハギ釣りに嬉しいハイギアがラインナップ。EVAノブ付きダブルハンドルも嬉しいポイント。

『仕掛け』

カワハギ仕掛けの上に中オモリや集寄板などをセット。仕掛けは根掛かりなどで切れてしまうこともあるので、予備の仕掛けがあると安心。

『エサ』『ツインベイトボックス

エサはむき身のアサリを使用。エサ交換の多い釣りなのでエサ箱に入れて取りやすく、鮮度が保てるようにしましょう。ツインベイトボックスは余分な水が溜まらず快適。 

『自動膨脹式救命胴衣』

船での釣りはかならず小型船舶用救命胴衣TYPE-Aを着用する必要があります。アクションの多いカワハギ釣りでは膨脹タイプがオススメ。自動膨脹式ライフベスト検定品とウエスト式の自動膨脹式救命胴衣ウエストタイプ検定品があります。

『EVAタックルバッカンロッドホルダー付』

持ち物をまとめて収納。EVAタックルバッカンは、インナーケースがついているので、予備の仕掛けなどの収納に便利。水が入らず、汚れも取りやすいEVAボディなのもポイント。

『クーラー』

釣ったカワハギのほかに飲食物も入れておける。16ℓから20ℓくらいの中型クーラーが良い。   

『アウトドア畳』

水濡れOKのクッションがあれば快適。断熱性に優れたアウトドア畳は冬場の船釣りでも冷たくなりにくいので嬉しい。  

『針外しプライヤー』

手返し重視のカワハギ釣りでは針外しは必須アイテム。外道で毒魚が釣れることもあるので必携しましょう。

基本の釣り方

カワハギ釣りの釣り方には『聞き釣り』、『タタキ釣り』、『タルマセ釣り』、があります。様々な釣り方を試してカワハギの反応を探ります。

聞き釣り

基本中の基本になる釣り方。オモリが着底したら糸フケを取り、20㎝~30㎝の長さ単位でロッドを持ち上げアタリを確認。持ち上げた分だけラインを巻き上げ、またロッドを持ち上げアタリを確認..の繰り返し。アタリを確認することを『聞く』と言います。ロッドを上げきったら、また仕掛けを落とし反応のあるタナを探ります。

タタキ釣り

タタキ釣りは、竿先を叩くように小刻みにゆすり、海中のエサを激しく動かすことでカワハギにアピールする釣り方。数回たたく→止める→聞く、の動作で1セット。

タルマセ釣り

エサを海底に落ちている状態にして、カワハギ本来の捕食姿勢にする釣り方です。底に障害物が少ない砂地の場合に使います。まわりの人の仕掛けに絡みやすいので十分に気をつけます。

カワハギはおいしく食べる!

釣ったカワハギは足元に置かれた海水のバケツへ入れる。ある程度数が釣れたら、エラを切って締め、バケツに戻して血抜きをする。身や肝に血が回らないので美味しく食べられる。その際は『魚鋏(さかなはさみ)』があると素早く締められ便利。その後はクーラーに入れます。

持ち帰ったら海のフォアグラとも呼ばれるカワハギのキモを使って舌鼓。

『薄造り』

カワハギの薄造りを濃厚な肝ポン酢にたっぷりつけて食べると絶品。

『肝和え』

肝を醤油、味噌などを加えて身と和えた肝和えはカワハギならではの楽しみ方。

リーズナブルな価格で本格的に、でも簡単にカワハギ釣りを楽しめる『カワハギゲーム』で今年の冬はカワハギ釣りデビューしちゃおう!